Jan09/2023の朝メシ

羽田空港第1ターミナル3F『Hitoshinaya』の朝食メニュー
①『鮭膳』〈鮭の塩焼き、酢蓮、卵焼き、そめおろし、出汁豆腐、小松菜のお浸しなめこ添え、ツナフレークと水菜のサラダ、ごぼうと大根ときゅうりの漬物、なめことわかめのみそ汁、白ごはん(千葉県産『多古米』)、生卵(蔵王地養卵)〉

今日は成人の日です。
そんなこととは全く関係なく、成人にはとっくになった娘を送りに羽田空港までやってきた親バカ夫婦がいました。ご存じの通り我々夫婦です。

まあ送ってきたついでに羽田空港内で朝ごはんを食べることにしました。3階フロアと5階フロアをひととおり回ってみて、初めて見た『Hitoshinaya』というお店にしたわけです。

このお店、ネットや様々な旅行関係の記事でよく紹介されているようですね。
まあ、知らなかったのは私ぐらいなのでしょう。

私と妻がチョイスしたのは『鮭膳』で、鮭の塩焼きをメインとした朝食メニューで、私は卵かけご飯用の生卵も付けました。
店内の上からの照明があって、私のいつもの真俯瞰撮影の写真は、どうしても手の影が入ってしまいます(すみません)。
なので、斜めからのフツーな画像も添えておきますね。

とにかく最初に驚いたのは、店内の真ん中にご飯を炊くお釜がドーンとふたつ並んでいるんですね。
このお釜で炊いた白ごはんが美味しかったことは言うまでもありません。
それと、私が一番興味をもったのは、このみそ汁です。
これ、色からしたら白味噌かなあ、とも思ったのですが、ちょっと味が違うようなんですよね。
そこで、帰りがけに店員さんに聞いたところ、これ「呉汁(ごじる)」という汁物なんだそうです。
私、「呉汁」という存在は知りませんでした。初めての食体験です。
そこでこの「呉汁」をネットで一応調べてみました。
すると、「呉汁」は通常の味噌に大豆をすりつぶしたものを加えて作るようなんです。
でもって、予想通り「呉汁」は郷土料理のひとつな訳です。
ところが、じゃあどこの郷土料理かというと、これが日本全国の郷土料理なんですね。なんと!福井県のでもあるし、宮城県のでもあるし、埼玉県のでもあるし、鹿児島県のでもあるんです。
通常郷土料理といったら、例えば「のっぺ汁」は新潟県で、「きりたんぽ鍋」は秋田県というように、だいたい一箇所を示すものじゃないですかねえ。
でも「呉汁」は、もう日本全国にあるようです。まあ、由来や発祥も諸説あるようでした。
だいたい、農林水産省のHPでそれぞれの県の郷土料理として紹介してあるというのも、なんか、どれも分け隔てなく感というお役所体質が満載です。
こうなると、私たちが普通に毎日食べている「白ごはん」だって郷土料理のひとつと言えなくもありません。

そういえば、そんな「白ごはん」ですが、ここではお釜で炊いた白ごはんでとっても美味しかったため、おかわりしてしまいました。
もうお腹いっぱいです。
今日はお昼も、なんだったら夕食も抜いても大丈夫かもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました