東京駅の「祭」で購入した駅弁
①『30品目のバランス弁当』(米、鶏肉、赤魚、南瓜、茄子、人参、大豆、大根、菜の花、コーン、かまぼこ、ズッキーニ、牛蒡、筍、パプリカ、トマト、ひじき、たまねぎ、枝豆、昆布、赤いんげん豆、グリーンピース、ゆず、そら豆、ごま、梅、ふき、蓮根、ひよこ豆、赤かぶ)【(株)JR東日本クロスステーション 製】
②『東京駅ビール』【石川酒造(株)製】
今朝の朝食は駅弁です。東京駅で近頃話題の駅弁ストア「祭」で購入して、新幹線やまびこ号の中で食べました。
飲み物は『東京駅ビール』というものです。
まあ東京駅で売っているビールなんでしょうね。初めて知りましたし、面白そうなので、これにしました。
実は今日、小学中学時代の友人たちと一緒に、宮城県の石巻・松島に向かいます。
というのは、私の地元は秋田県南部なのですが、そこの小学校の修学旅行先が松島だったんですね。そこへおよそ50年以上ぶりに出かけて、“大人の修学旅行”の同級会を開こうということになったためです。
当初この計画は、今から10年以上前に立てられていました。
というのも、我々が修学旅行で宿泊した旅館は、松島にあったと思っていたのですが、実は石巻市内にある「水沢屋旅館」だったということが分かったのです。しかもその旅館はまだ存在していると!
ならば、皆んなでそこに宿泊して宴会を開こう、という計画になったわけですね。
ところが計画直後、あの3.11、東日本大震災が発生しました。
海岸近くに立地しているた水澤屋旅館は、津波の被害に遭ってしまい、旅館業の継続は不可能になったのです。
当然ながら、我々の“大人の修学旅行”計画も流れてしまいました。
ところがところが、それから数年が経ち、なんと水澤屋さんは旅館としてではなく、居酒屋として再出発していたことが分かったのです。これは何としてでも行かなければなりません。宿泊はできなくても、居酒屋で宴会は可能です。
で、いよいよ計画を実行!という時になりましたら、その年はあの2020年、コロナの伝染により緊急事態宣言が出されてしまいました。これで“大人の修学旅行”計画は、なんと、二度目の中止を余儀なくされてしまいました。
そしていよいよ、この2023年6月24日。
10数年待った“大人の修学旅行”が実現の運びとなりました。
なんと!当時の水澤屋旅館の女将さんはまだご健在で、しかも、現在の居酒屋「水澤屋もっちゃん」の現役の女将さんとしてお店にいらっしゃるということなのです。
こんな嬉しいことはありません。
こんな素晴らしいことはありません。
人生は捨てたもんじゃありません。
こんな素敵なストーリーを持った、素敵なお店が、石巻には存在しているのです。
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